前回は作成したExcelファイルをデスクトップに保存しましたが、パソコンには「保存する場所(フォルダ)」というものが存在し、自分でその場所を決めることができます。
実はパソコンを覚える際、多くの方が最初につまづくのが、この
「ファイルを保存する場所(フォルダ)」
なのです。Excelに限らず、パソコンで何かをする際には知っておくべきパソコンの基礎となります。
画面下のタスクバーにある、以下のアイコン(エクスプローラー)をクリックしてください。
このようなウィンドウが開きます。
「デスクトップ」をクリックしてみましょう。ウィンドウの右側に、前回Excelで作成・保存した「売上表」のアイコンがあります。また、パソコンによってはその他のアイコンが複数表示されている場合もあります。これらは、全てのウィンドウを閉じた時に見えるデスクトップ上に配置されているアイコンと同じ内容です。(ただし、「ごみ箱」はエクスプローラー上では見えません。)
エクスプローラーの「PC」左側にある「>」をクリックしてください。(「>」表示されていない場合は、マウスカーソル(矢印)を「PC」に持っていくと表示されます。)
すると、「PC」の中身が展開されて表示されます。
私の環境では、「ローカル ディスク(C:)」「ローカル ディスク(D:)」「USBドライブ(E:)」「セキュリティで保護された記憶域デバイス(G:)」が表示されています。(ちなみに「セキュリティで保護された記憶域デバイス(G:)」はSDカードです。)
「ローカル ディスク(C:)」をクリックしてみましょう。
「ローカル ディスク(C:)」の中身が、エクスプローラー右側に表示されます。このエクスプローラー右側に表示されている黄色い箱のようなものを「フォルダ」といいます。
このように、パソコンのデータは「PC」→各ドライブ(ハードディスク・USBメモリ・SDカードなど)→フォルダという階層に分かれています。フォルダの中にはまたフォルダがあったり、そのフォルダの中にも更にフォルダが存在することもあります。
ExcelやWord等で作成する「ファイル」は、それらのフォルダ内に保存されます。
なお、「デスクトップ」「ダウンロード」「ドキュメント」「ビデオ」「ミュージック」等はちょっと特殊なフォルダです。それについてはまた後日。
「ローカルディスク(D:)」がある場合は、そちらもクリックしてみてください。
ここで、フォルダを一つ追加してみましょう。フォルダ一覧の左端の空白部分で右クリックしてください。(Dドライブが無い場合はCドライブで試してください。)
右クリックして表示されたメニューから、「新規作成」→「フォルダ」をクリックします。
「新しいフォルダ」という名前のフォルダが作られます。フォルダ名が変更待ち状態になっていますので、好きな名前に変更してEnterキーを押します。ここでは「作ったフォルダ」という名前に変更しました。
名前の変更後に新しく作成したフォルダをダブルクリックすると、新しく作ったフォルダの中身が表示されます。作成したばかりのフォルダですので、当然中身は空です。
新しく作った空っぽのフォルダに、デスクトップの「売上表」をコピーしてみましょう。
デスクトップの「売上表」を右クリック→「コピー」をクリックします。
エクスプローラーの右側、新しく作ったフォルダの空っぽの部分を右クリック→「貼り付け」をクリックします。
空っぽだったフォルダに、「売上表」がコピーされました。
同様に、「ドキュメント」に「売上表」をコピーすることもできます。
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